金属継手(管継手)

新町管材株式会社

Shinmachi Kanzai Corporation


新町管材が販売する各種金属管継手の材質・めっき_(少し知識を増したい人のために)


金属管継手,材質,組織,可鍛鋳鉄,ダクタイル鋳鉄,ステンレス,鋼 可鍛鋳鉄(マレアブル)
可鍛鋳鉄には、黒心可鍛鋳鉄、 白心可鍛鋳鉄及びパーライト可鍛鋳鉄の3種類があります。 それぞれ特色のある顕微鏡組織と材質を有します。いずれも白銑で鋳物を鋳造し、 熱処理(焼鈍)することで造られます。 (黒心)可鍛鋳鉄製継手(管継手)は、フェライト基地に塊状の黒鉛粒が点在する 組織(写真の黒塊)を有し、加工性及び靱性に優れた材料です。 可鍛鋳鉄(マレアブル)印の (黒心)可鍛鋳鉄(JIS G 5705)はFCMB27-05以上の材質に相当します。


(顕微鏡組織倍率×100)
金属管継手,材質,組織,可鍛鋳鉄,ダクタイル鋳鉄,ステンレス,鋼 ダクタイル(球状黒鉛鋳鉄)
ダクタイル(球状黒鉛鋳鉄)は、片状黒鉛鋳鉄鋳鉄(ねずみ鋳鉄)の 基地中に晶出している片状の黒鉛を黒鉛球状化処理という特殊な処理によって球状の黒鉛 (写真の黒丸)を晶出させ、フェライト/パーライトの基地に散在させた組織です。 その材質は強く大変靱性に富んでいます。 写真はダイタクル(球状黒鉛鋳鉄)(JIS G 5502)のFCD450-10に相当します。


(顕微鏡組織倍率×100)
金属管継手,材質,組織,可鍛鋳鉄,
		ダクタイル鋳鉄,ステンレス,鋼 ステンレス鋳鋼(SCS13A, SUS304相当)
ステンレス鋳鋼に主にクロム(約12%) 及びニッケル(約8%)を高含有し、組織(写真参照)はオーステナイト基地にフェライトが散在するため、 その性質は強靱で非常に耐食(耐蝕,耐腐食)性に優れています。 ステンレス鋳鋼印のステンレス継手 (管継手)の材質はステンレス鋳鋼(JIS G 5121)のSCS13Aに相当し、ロストワックス法と呼ばれる 精密鋳造法で造られ、鋳肌は大変美麗です。



(顕微鏡組織倍率×200)
金属管継手,材質,組織,可鍛鋳鉄,
		ダクタイル鋳鉄,ステンレス,鋼 炭素鋼(S25C相当)
写真は、炭素鋼(S25C)のフェライト基地に やや多めにパーライトが散在し、その材質は機械構造用炭素鋼(JIS G 4051)(S25C)又はこれに相当する 鋼材で造られるため強靱であり溶接サドル(炭素鋼の鍛造)の材料として使われています。




(顕微鏡組織倍率×100)
金属管継手,材質,組織,可鍛鋳鉄,
		ダクタイル鋳鉄,ステンレス,鋼 配管用炭素鋼(SGP290)
配管用炭素鋼(JIS G 3452 SGP290)は組織 (写真参照)は、フェライト基地にパーライトが散在する組織で、その性質は強靱です。 ねじ込み式パイプ(鋼管)ニップルや鉄ソケットの材料として使用されています。





(顕微鏡組織倍率×100)
金属管継手,材質,組織,可鍛鋳鉄,
		ダクタイル鋳鉄,ステンレス,鋼金属管継手,材質,組織,可鍛鋳鉄,ダクタイル鋳鉄,ステンレス,鋼 環境めっき(溶融亜鉛めっき)
環境めっき(溶融亜鉛めっき)印の管継手は所謂、 RoHS (Restriction of Hazardous Substances)指令の品目に含まれる製品ではありませんが、 しかし環境めっき(溶融亜鉛めっき)印 の継手(管継手)に施された溶融亜鉛めっきは、RoHS指令対応品に課せられたRoHS指令値をクリア するもので、Pb(鉛)≦0.007%、Cd(カドミウム)≦0.004%、Hg(水銀)≦0.0005%、 Cr6+(六価クロム)≦0.0005%という環境にやさしいめっき(環境めっき)です。 表面からZn(亜鉛)層、η(イータ)+含Zn層、ζ(ゼータ)+含Zn層、ζ層、δ1(デルタ)層の順に構成されています。


(顕微鏡組織倍率×100)
金属管継手,材質,組織,可鍛鋳鉄,
		ダクタイル鋳鉄,ステンレス,鋼 ねづみ鋳鉄(片状黒鉛鋳鉄)(参考まで)
この鋳鉄(ねずみ鋳鉄)の組織と先のダクタイル の組織と比べると基地中に晶出している黒鉛の形状に決定的な違いがあります。 この鋳鉄の黒鉛は片状(写真の黒片状)をなし、ダクタイルでは丸いことが分かります。 鋳鉄の強さはこの黒鉛の形状だけで決りませんが、この形状(球状、塊状が強い)が強さに決定的な 影響を与えます。 ねずみ鋳鉄フランジなどで偏締めすると容易に割れてしまう原因の一つです。



(顕微鏡組織倍率×100)

Topページへ
本ページのTopへ

Copyright(C) 新町管材株式会社 20160708